移動平均線

相場のトレンドを一目でとらえることができる強力なツールが移動平均線です。

移動平均線とは、一定期間の平均値を視覚化したものです。

通常、短期間と長期間など複数の線で使用されます。どの期間を選択するかはそれぞれですが、短期のマーケットの転換点を見たいなら短期の移動平均線を、中長期ならそれに合った移動平均線を選択しましょう。

例えば7日移動平均線の場合、過去7日間の終値を平均した数字を計算していき、その数字を線で結びます。シンプルですが、相場のトレンドが簡単に把握できます。

基本的に移動平均線は、上に向かって推移しているときは相場が上昇トレンド。下に向かって推移しているときは下降トレンドとなります。

相場のトレンドを見極めるときは、必ず長期の移動平均線を基準とするのが基本です。短期の移動平均線だと、どうしても目先の値動きに左右されてしまいます。

また、短期と長期の移動平均線を活用して、相場の転換点を予測することができます。

短期と長期の移動平均線が交わるところを「クロス」と呼びます。これが相場転換のシグナルとなることが多いのです。

長期移動平均線が上向きで、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上にクロスする場合を「ゴールデンクロス」といい、基本的には買いシグナルを示します。

逆に、長期移動平均線が下向きで、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下にクロスする場合を「デッドクロス」といい、基本的には売りシグナルをしまします。

もちろん、ゴールデンクロスだからといって、絶対上昇するとは限りません。過度な過信は禁物ですが、この移動平均線を使いこなすようになれば、投資の幅が広がります。